2016年の栃木県議会議員活動
■ 上大曽「てらこや」スタート(4月9日)
多くの方の出逢いに事務所の利用をしていただきたいと思っています。
子どもたちの学習支援や生活困窮者支援、まずは若い方々の頑張りを支援、奮闘していらっしゃる一般社団法人若年者支援機構理事長の中野謙作さん主催の「寺子屋」が4月9日、事務所の2階でスタートしました。
遠くから時間をかけてきてくれる頑張りやさん達。大人が少し手を差しのべることで違う自分に出会えていくこと。そしてそこに関わり、現状を知ることが大切だと感じています。
お手伝いできる方、参加したい方、次回は4月23日17時よりスタートです。山田みや子事務所に問い合わせください。
■ 千葉県香取郡東庄町地域包括ケアシステム調査報告
全国自治体議員行政財政自主研究会の視察研修として、千葉県香取郡東庄町(とうのしょうまち)の地域包括ケアシステムについて調査して来ました。
この「地域包括ケアシステム」は、千葉県が主体となり、東庄町と共催し、「千葉県多職種共同による在在チーム医療を担う人材育成事業」として平成25年度からワーキング会議と研修会を実施されてきました。平成26年度に人材育成事業から在宅医療、介護連携事業に名称を変え、民生委員の参加も促し、その規模を広げています。医療と介護の連携のため、旭中央病院のMSW(医療ソーシャルワーカー=社会福祉の立ち場から患者やその家族の相談に乗ることによって、経済的・心理的・社会的な悩み等の問題解決を手伝う職業)が医師と患者の間に入り、福祉と医療がスムーズになり、さらに行政のバックアップがあって、基盤整理につながって行った経緯があります。
東庄町は人口減少、少子化によって高齢化率31.1%、認定者数742名という小規模な町ですが、高齢者、子ども、児相、教育、障がい者等全般の福祉を包括し、即ケア会議を行い、対応の難しいものは、外部組織からのアドバイスを受け、対応しています。また、町民同士の連携をつくることで、支援方法が見えやすくなってきています。住み慣れたところで、孤立せず、生活をしていくという現状にたいへん感心しました。
■ ベトナム経済セミナー(7月15日)
ベトナム経済セミナーに参加しました。駐日ベトナム社会主義共和国大使館特命全権大使 グエン・クオック・クオン氏参事官、労務部部長グエン・ザー・リエム氏、日本貿易振興機構栃木貿易情報センター所長 松永宗徳氏3名の講演がありました。
ベトナムは、工業化と近代化のために人材の質を向上してきた。日本への技能実習、技術者、エンジニアの送り出しを1992年から開始。全国で7万人の技能実習生が日本で技能実習、就労している。交流が発展したのは、地方自治体の協力が大きい。ベトナムと日本は、文化的共通点が多く、伝統文化の価値感が似ている。
実習終了後、帰国してからベトナム国づくりと両国関係の発展に貢献している。
■ 「広がれ、こども食堂の輪!」全国ツアー in 栃木(7月19日)
こども食堂があちこちで開設される中、「広がれ、こども食堂の輪」全国ツアーin栃木の実行委員会があの湯浅誠さんを迎え開催。11/16に開催予定です。
こども食堂の持つ役割。期待することなど話し合い、開催に向けて発進。
■ 栃木県女性議員連盟研修会(8月1日)
8月1日、栃木県地方議会女性議員連盟主催で、研修を開催しました。オープン講座で一般の方の参加も募り、72名の参加がありました。講師は一般財団法人女性労働協会会長の鹿嶋敬氏。内容は、男女共同参画社会の形成と自治体の取り組み~第4次男女共同参画基本計画の策定に携わって見えてくるものでした。
第4次男女共同参画基本計画の重点分野トップは、男女が自らの意思に基づき能力を発揮できる社会にしていくには男性中心型労働慣行の変革が必要。男性の長時間労働の削減、固定的性別役割分担にとらわれない意識改革を実践していくべきということでした。
■ 公益財団法人大学コンソーシアム京都(8月2日)
公益財団法人大学コンソーシアム京都にて京都地域を中心に大学間連携と相互協力を図り、加盟する大学の研究水準の向上を目指し、学生の成長を促進する支援についての調査。
この時期特に京都はあつい。
■ 栃木県への移住に関する相談支援体制を調査(8月2日)
東京交通会館にあるNPOふるさと回帰支援センターにて栃木県への移住に関する相談支援体制を調査。
■ 駅東公園炊き出しに参加(8月27日)
雨のためフードバンク事務所でチラシずし150食を作り、駅東公園へ運びました。
■ 平成28年度9月補正予算要望書を知事に提出(8月29日)
要望書提出全文はブログ記事をご覧になってください。ひと月後、この要望書についての回答文も掲載しております。
■ 第339回通常会議一般質問(9月29日)
今会議では3分野7項目の一般質問を行いました。最初の質問は「県職員の働き方改革について」で、女性活躍推進に伴い、男性職員の長時間労働の削減、時間内で効率良い働き方をする者を評価するなどの働き方改革を知事に問いました。男性職員の長時間労働削減は夫の家事・育児参加や第二子出産へも繋がる事でもあり、固定的性別役割分担にとらわれない意識改革の必要性も問いました。
次に「子ども・若者の貧困問題」を採り上げ、第一に、貧困の実態調査を行い、現状を的確に把握することで効率的な対策を行えるのではないか、これを保健福祉部長に問いました。第2に県のモデル事業である要支援児童放課後応援事業が最終年となることを受け、事業の意義と継続を保健福祉部長に問いました。
第3に貧困問題と関わり合いの深い教育支援について、スクールソーシャルワーカーの増員も視野に入れ、これを教育長へ質問しました。
最後に、先進的取組をしている他府県の支援センターを調査しながら取り組んでいる問題、性暴力被害者支援について質問をしました。この項では3つの質問があり、1つ目は昨年7月に開設されたとちぎ性暴力被害者サポートセンター「とちエール」の相談窓口としての相談体制といった、運営後顕在化して来た課題と共に、今後の取組について、県民生活部長に質問しました。とちエールは医師、児童相談所、警察、学校、弁護士等の関係機関・団体との連携を図りながら運営されており、開設後1年経過しております。2つ目は性暴力の被害者、加害者にならないために、個人の尊厳、性差、異なる性の男女が互いに尊重し合えるような環境づくりを教育の現場からどのように取り組んで行くのか、教育長に質問しました。3つ目の質問では、性暴力被害者が被害を受けた後に警察をはじめ、医療機関、裁判所等、さまざまな公的機関に関わって行く上で、あなたにも落ち度があったのでは?という事実に基づかない加害者側の正当化(強姦神話)など、認識が払拭されない限り、簡単に二次被害を招く可能性があることを採り上げ、この対応策を警察本部長に問いました。
■ 全本田労連栃木支部地協「ユニオンセミナー」にて県政報告(11月21日)
全本田労連栃木地協『第22回ユニオンセミナー』で県政報告をいたしました。どんなところにどんな風にお金をかけていかなければならないのか?一緒に学ぶことが必用だと感じました。制度ではなく人に色々お金をかけていくことの大切さを訴えました。
質問では待機児童の県の対応について答えました。潜在保育士の掘り起こしや保育士の待遇改善、保育ママ制度の見直しなどの必要性を働きかけていきたいと考えています。
ユニオンセミナーのあと、Honda Collection Hallを見学させていただきました。歴史を感じるとともに、企業の挑戦が感じられ素敵な場所でした。
■ 駅東公園炊き出しに参加(12月17日)
駅東公園で炊き出しをしました。お雑煮を食べたり、多くの方々から頂いた防寒着などをみんなでシェアしました。